【前学期,1~4年,生活社会科学講座,2単位,,生活科学部本館303室】イタリアを基軸に、古代ギリシャ・ローマから現代にいたるまでのヨーロッパにおける法と市民社会の歴史を考察する。2021年度新規開設の、日本で唯一の科目。
今年度は、昨年度に引き続き、ベッカリーア『犯罪と刑罰』(1764)を日本語訳でゆっくり読み解いていきながら、古代から現代にいたるヨーロッパ刑事法史の問題を検討する。
今年度はとくに刑事司法過程における「自白」の問題や、嬰児殺と捨子に関する実例の分析を試みる(詳細は下記「計画」欄参照)。
特段の前提知識は求めないが、人間と社会の根本問題を深く考える知性が必要。
【前学期,1年,人間生活学科,2単位,,生活科学部本館306室】児童と保育について包括的に理解することを目的とする。
保育に関わる実際と、子どもをめぐる生活、社会、自然、文化、創造性等について学ぶ。
日本の保育・児童学の父といわれる倉橋惣三の文章を読みながら、お茶の水女子大学の保育の文化についても触れる。