【後集中,1~4年,生活科学部,2単位,,】工場において、各種データを取得し、DX技術により処理することにより、製造ラインなどにおける不具合検知を目標とした実習を行う。具体的な取得データとしては工作機械の機械振動や作業工程における画像分析などとする。これらに加えて、最先端のドローン技術を用いた実習を行う。組み立て式ドローンを用いて、ドローンの原理構造を理解するとともに、応用に関しても具体的に学ぶ。屋外フィールドでの応用と建築面での応用の2種類が受講可能である。
【後集中,1~4年,生活科学部,2単位,,】現在、DXがいたるところで喧伝されているが、DXは既存事業の効率改善やコスト低減などの手段では決してなく、あるべき未来像を描き出した上で、それに対し、データの流れを設計したうえで、社会や人々の行動に変革をもたらす技術概念である。本演習ではデータの流れに基づいてビジネスモデルを描くことができるDXストラテジストの育成を主題とする。
【前学期,1~4年,生活科学部,2単位,,生活科学部本館126室】 本講義では人口学の基本的な概念、及び方法について主要な論文を購読することで理解することを目指す。人口学は経済学や社会学といった様々な専門分野の前提となるのみならず、ビジネスや行政など様々な実務分野において活用されている極めてメジャーな学問である。しかしながら、日本では人口学を学ぶ機会は限られているおり、本講義はそれを学ぶ貴重な機会といえる。講義では基礎知識について教員から解説した後、指定された論文を次回講義までに読み、担当を決めてその概要について報告してもらうことを予定している。
【前学期,1~4年,生活科学部,2単位,,共通講義棟1号館301室】社会保障制度への要請は時代とともに変わり、家族や社会の変化とも深くかかります。またケア活動をどう社会があるいは家庭が担うか、ケア活動に対して社会的市民権をどう与えるかによって福祉国家を類型化できるとする議論もあります。年金、医療、介護、福祉、保育等、日本の諸制度の現状と課題とを制度別、あるいはライフステージ別に示します。正しい答えは容易にはありませんが、学生とともに今後のあるべき姿についてともに探りたいと思っています。
【前学期,1年,生活科学部,2単位,,共通講義棟2号館201室】本年度のテーマは「都市と生活」です。私たちは人口が密集し,産業が集積した都市に暮らすことによって豊かな生活を享受していますが,その反面,都市特有の環境に私たちが暮らすことによって生じる問題を抱えています。また,地球温暖化に伴う気候変動や昨今のコロナウイルスの感染拡大に伴うライフスタイルの変化など,様々な要請に応じて都市の形態や都市における生活様式は変化していくことが予想されます。
生活科学部は文系・理系の枠を超えて,幅広い視点から,生活を科学する学部です。本年度は「都市と生活」をテーマとして,生活科学の各分野の専門の教員が話題提供を行います。それぞれの分野で,都市における生活に関連した諸問題について学び,絶えず変化を続ける都市での生活のこれからについて,一緒に考えたいと思います。
【前学期,1年,生活科学部,2単位,,生活科学部本館306室】食物栄養・生命科学研究者に必要な有機化学分野での命名法、立体化学などの基礎について概説し、食品や生体内で起こりうる重要な反応を例示し習得する。
◎食物栄養学科の1年生は1年前期に履修すること。
【後学期,2年,生活科学部,2単位,,共通講義棟1号館201室】現代科学の発展には、高度に開発され続けている様々な分析技術が大きな役割を担っていることは広く認知されている。科学の中でもとりわけ化学分野における分析学は、学ぶべき重要な基礎学問のひとつである。分析化学として学ぶべき範疇は奥深く、さらに常に進歩を続けている。ここでは分析化学という学問領域の中で、習得すべき基礎事項に的を絞り、特に「物質の単離・分析方法(各種クロマツグラフィー等)」「機器分析のよる化学構造解析(質量分析、NMR解析等)」を中心に講義し、さらに演習問題を多用してより深い分析化学の理解を目指す。
【前学期,1~4年,生活科学部,2単位,,共通講義棟2号館101室】「ジェンダー」は、あらゆる既存の知を女性・男性の性/生のありようから批判的に問い直す分析視角です。比較的新しい概念ですが、哲学、社会学や経済学、政治学など人文社会科学の領域で学問的ディシプリンを超えて議論されており、生命科学や建築学など自然科学の領域にも大きなインパクトをもたらしています。また今日、多くの国家や国際機関が、社会構想やアセスメントを行う上で不可欠な視角としてジェンダーを参照しています。
この講義では、友人や恋人、家族、学校、職場、コミュニティや国家と、個としての私たちの関係を「ジェンダー」という視角から読み解くための知識を身につけていきます。具体的には、①ジェンダー論の基礎知識を習得すること、②自身がもつアンコンシャスバイアスに気づき、別の見方・考え方への理解を深めること、③身近な事柄や国内外の社会現象をジェンダー視点から説明できるようになることを目標とします。
【後学期,1~4年,生活科学部,2単位,,生活科学部本館128室】食物学を食品,栄養,健康などの視点から概説し,食物学の基礎を学ぶ。調理と加工を区別せず食品の調理加工に伴う変化としてまとめ,食材ごとに解説する。日本人の食生活の文化的背景や,食糧自給や食の安心安全といった食物と社会的環境との関係,家族関係などの人とのかかわりを含む,食に関する広い知識を学ぶ。
【後学期,1~4年,生活科学部,2単位,,共通講義棟2号館101室】この講義では,人間の生活とすまいのありかたとの関係について学ぶ。「普通」だと思っている身の回りのすまいの状況も,実は社会や環境との深い関わりのなかで成り立っている。すまいを巡る諸問題をとりあげ,今日の住居と生活について考える。
【後学期,1~4年,生活科学部,2単位,,生活科学部本館306室】本講義の主題は、人間活動力の再生産の営みに視点を据え、変化する経済環境によって生じる世帯・家族に関わる生活上の問題を解明することにあります。個人、家族、世帯のあり方を①家計、②消費、③生活時間、④労働、⑤地域を通じて検討し、豊かな生活とは何かを考えることが本講義の目標です。さらに、豊かな生活を創造する力=主体的生活経営能力を獲得するための方策をみなさんと共に検討していきたいと考えています。
【前集中,1~4年,生活科学部,2単位,,】統計学はどのような学問分野でもまた社会活動においても、論理的な説明を展開するための強力なツールです。この講義では、ベイズ統計学というツールを誤りなく応用(使用)できるようになることを目標とします。
アカデミックライティングの基礎的な方法論についても併せて修得し、基礎的な統計学のツールを用いたアカデミックレポートが書けるようになることを目標とします。
今年度はRとStanというプログラムを使って、ベイズ統計学の基礎的なモデルについて理解すること。Rstudioというツールを使って、Rを動かしたり、レポートを書くことができるようになることを具体的な達成課題とします。
【後学期,1~3年,生活科学部,2単位,,生活科学部本館212室】現代社会の消費者の問題を考える。消費者の権利、消費者支援の政策、契約・取引、消費者情報、事業者との関係、消費者法、消費者行政、消費者団体、消費者運動について講義する。
【前学期,1年,生活科学部,2単位,,生活科学部本館306室】[主題]民俗学は、人々が伝承してきた生活文化を扱う学問である。民俗学の基礎的な知識や方法論を学んでいく。また、通過儀礼と呼ばれる人生の節目に行われる産育、成人、結婚、葬送儀礼を通じて、日本人の世界観を考察していく。
[目標]民俗学の基礎知識と方法論を習得する。文化の相対性を習得する。
【後学期,2~4年,生活科学部,2単位,,生活科学部本館306室】ジェンダー視点で日本や国際社会の問題を比較的に考察する。文献、視聴覚資料、グループワーク、ゲストスピーカーの講義などを含む多様な方法で批判的視点を培うのを目的とする。
【前学期,1~4年,生活科学部,2単位,,】生活習慣病を中心としたいくつかの疾患について、医療や健康についての関連情報などについて概要を幅広く学びます。
講義はオムニバス形式で行い、1つの話題について2~3回の講義を行います。
また例年、様々な分野の専門家を講師としてまねき、医療に関わるトピックスについて講義をいただくことにより、医学・医療に関連する幅広い知識を得ることを目標にしています。