【前学期,1~4年,全学科,2単位,,共通講義棟2号館102室】現代の学問の多くは、古代ギリシャ以来伝承されてきた哲学から独立したものです。19世紀まで、サイエンスという言葉はなく、自然哲学や社会哲学、哲学的人間学という分野が、現代の自然科学、社会科学、心理学といった分野を扱っていました。「科学」という語は、明治時代に専門に分かれた学問という意味で導入されました。逆に言うと、哲学は領域横断的に、いろいろな問題を議論する学問ということになります。この授業では、現代の哲学者が関心を持っている問題を紹介し、広い観点から哲学の面白さを伝えたいと思います。
【前学期,1~4年,全学科,2単位,,共通講義棟2号館201室】【主題】憲法は堅苦しく、何か特別な学問だと考えている方も沢山いらっしゃるかと思います。しかし憲法をめぐる「出来事」はわたしたちの日常に散在しており、皆様の目の前で日々展開されている分野でもあるのです。憲法に根差したものの見方を獲得すると、日常を違った視点で観察することができます。本授業を通じて憲法の基礎知識・判例を学ぶことは言うまでもありませんが、日常の「憲法問題」を見抜く力を養うことをも目標とします。獲得した憲法の知識を現前する社会にいかに機能させていくか、どのような意味を自身で付与するか、こうした視点を据えることで初めて憲法は生きたものになるのです。

【到達目標】
1)憲法学の基本的な用語や考え方、ものの見方を理解し、説明すること。
2)日常に潜伏する「憲法問題」を見抜き、自身の見解を説得的に述べること。
3)判例などを通じ、見知らぬ他者の苦しみに共感を示し、どのような法的救済がなされるべきかを考えられること。
【後学期,1~4年,全学科,2単位,,共通講義棟2号館102室】【主題】憲法は堅苦しく、何か特別な学問だと考えている方も沢山いらっしゃるかと思います。しかし憲法をめぐる「出来事」はわたしたちの日常に散在しており、皆様の目の前で日々展開されている分野でもあるのです。憲法に根差したものの見方を獲得すると、日常を違った視点で観察することができます。本授業を通じて憲法の基礎知識・判例を学ぶことは言うまでもありませんが、日常の「憲法問題」を見抜く力を養うことをも目標とします。獲得した憲法の知識を現前する社会にいかに機能させていくか、どのような意味を自身で付与するか、こうした視点を据えることで初めて憲法は生きたものになるのです。

【到達目標】
1)憲法学の基本的な用語や考え方、ものの見方を理解し、説明すること。
2)日常に潜伏する「憲法問題」を見抜き、自身の見解を説得的に述べること。
3)判例などを通じ、見知らぬ他者の苦しみに共感を示し、どのような法的救済がなされるべきかを考えられること。
【前学期,1~4年,全学科,2単位,,共通講義棟1号館301室】現代の政治・政策の話題をはじめ、さまざまな事例を取り上げながら、政治のしくみの全体像をとらえ、政治学の基礎的な素養を身につけることを目標とする。
【前学期,1~4年,全学科,2単位,,生活科学部本館306室】初学者を対象に、ミクロ経済学(Microeconomics)の基本を講義します。受講者が身の回りにある経済・社会問題を、ミクロ経済学の考え方を使って考えることができるようになることを目標にします。また、資格試験(公認会計士試験その他)や公務員試験(国家公務員、地方公務員その他)では、経済学が試験科目に入っている場合が多いです。(ビジネススクールへの進学者もミクロ経済学は必須科目である。)こうした試験受験を目標にするものにとっても役立つように講義を進めます。
【後学期,1~4年,全学科,2単位,,生活科学部本館306室】初学者を対象に、マクロ経済学(Macroeconomics)の基本を講義します。マクロ経済学は、GDP、物価、雇用といった一国の経済全体(マクロ経済)の動き(「景気」)を決めるメカニズムを分析する学問分野です。本講義では、日々のマクロ経済に関わるニュースを理解できるようになることを目標にします。また、資格試験(公認会計士試験その他)や公務員試験(国家公務員、地方公務員その他)では、経済学が試験科目に入っている場合が多い。こうした試験受験を目標にするものにとっても役立つように授業を進めます。
【前学期,1~4年,全学科,2単位,,共通講義棟1号館301室】微分積分学、特に実1変数関数の微分と積分について学習する。微分積分学の理論体系を学ぶとともに、色々な関数の微分と積分の計算に習熟することを目標とする。
【前学期,1~4年,全学科,2単位,,理学部3号館701室】線形代数学の基礎のうち、行列の演算、行列の基本変形を用いた連立一次方程式の解法、階段行列(簡約行列)と階数、逆行列の求め方、行列式の定義と性質について講義します。
【後学期,1~4年,全学科,2単位,,共通講義棟1号館304室】授業のテーマ:
確率と統計の入門的講義を行う.
基本目標:
日常に出会う簡単なデータから, 直感的に正しい判断が下せるようになる. そのために, 以下に掲げたような具体的な確率や統計の問題解決を体感する.
到達目標:
(1) 期待値, 分散, 標準偏差の意味がわかり, 計算ができ, 性質を理解する.
(2) 有名な離散確率分布や連続確率分布を覚え, その性質を理解する.
(3) 標本(サンプル)からの点推定を行う手法とその性質を学ぶ.
(4) 信頼度の概念を理解し, 簡単な区間推定が行えるようになる.
(5) 片側検定, 両側検定, 帰無仮説, 検定統計量, 有意水準(危険率), 棄却域といった単語の意味を理解し, 簡単な検定が行えるようになる.
評価について:
体育, 実験や演習と同じで, 授業をサボタージュした人は評価が下がります.
例年, 文系の人も大勢いるので, 大学数学の知識の有無で差がつかないように配慮します.
【前学期,1~4年,全学科,2単位,,共通講義棟2号館201室】【主題と目標】
 本講座は、お茶大の歴史を学び、お茶大の今を知り、自らの未来を描くための授業である。主に1年生を対象として、お茶の水女子大学の特色を知り、自らの将来をイメージしながら学生が在学期間を有効に過ごすための導入的講座であり、下記の要素から成り立つ。この講座を通して、学生が本学の教育カリキュラムを自律的に選択する目を養い、今後選択する授業を有効に活用し、社会の様々な場面でリーダーシップを発揮する人物へと成長することを目指す。

【主たる構成要素】
1 お茶大の歴史、お茶大生の特徴、学内のインターンシッププログラムの紹介
2 学長講演
3 特別講演
3 お茶大卒業生のロールモデル講演
4 企業や起業の基礎に関する講義
【後学期,1~4年,全学科,2単位,,】この授業は、「ダイバーシティ、リーダーシップ、ジェンダー」をテーマに、オンライン授業を用いた参加型・双方向型の学習を進める。上智大学、静岡県立大学との3大学のCOIL (Collaborative Online International Learning)事業の一環であり、オンラインで講義と討論を組合せながら基本的には日本語で進行する。また米国ゴンザガ大学の授業にオンラインで部分参加することで英語による学習を進める。最終的には1月予定の日本の3大学のワークショップ合宿において当該テーマについてのグループによるプレゼンと討論を行う。
(以上は「総合コース」21A0030の3月実施の米国実習の準備となるので、継続してこちらの履修を奨める)

ダイバーシティは文化的・社会的一元主義や過度の協調主義を批判する概念として用いられている。国際社会に踏み出すときの重要な概念だが、国内においても追求すべき課題である。ジェンダーはダイバーシティを支える重要な争点である。これらの課題を進めるのに必要なのがリーダーシップである。これらの3つの重要な概念とその実態について、主にアジアのさまざまな事例から学ぶ。日本と韓国、その他のアジア諸国を取り上げつつ、米国との比較を取り混ぜながら、家族の組み立て、企業でのジェンダー問題、民族や宗教の共生と対立、LGBTQ、国家の社会政策などを分析する。
【後集中,1~4年,全学科,2単位,,】この授業は、「ダイバーシティ、リーダーシップ、ジェンダー」をテーマに、上智大学、静岡県立大学、米国ゴンザガ大学との4大学のオンライン展開のCOIL (Collaborative Online International Learning)事業の一環である。2023年3月初旬に米国シアトル州に研修に行くことが中心に組まれている。できる限り実習の準備となる「総合コース」21A0023(2022年度10月から1月実施)と合わせて履修することを奨める。

ダイバーシティは文化的・社会的一元主義や過度の協調主義を批判する概念として用いられている。国際社会に踏み出すときの重要な概念だが、国内においても追求すべき課題である。この課題に取り組むのに必要なのがリーダーシップである。またダイバーシティとリーダーシップを横断する重要な観点がジェンダーである。日本がダイバーシティの点では社会的に指標が高くないし、リーダーシップ養成も十分進められていない。ジェンダーではとりわけ遅れている。これらの課題にいち早く取り組んできた米国での学びに参加し、文化障壁を乗り越えつつ多文化交流を進める学習を体得的に深めよう。
【前不定期,1~4年,全学科,2単位,,】社会人講師の講義とグループワークを通じて、働くこと、自らのキャリアについて体系的に考える。                                                       
【後集中,1~3年,全学科,1単位,,】自然災害が発生した時に自分のいのちを守るために日頃からの備えや深い理解が必要である。本講義では、必要な知識・技能を習得し、講義とともに実習やワークショップを行うことで、実感を伴った防災・減災への理解を深めることを目指す。
【後学期,1~4年,全学科,2単位,,国際留学生プラザ 多目的ホールA】昨今のグローバル社会におけるマーケットバイヤーは著しく変化しています。それはグローバルITコンサルティング企業がいる業界のみならず多くの業界が変化しつつあります。34,000人が在籍するアバナードでは、そのような社会の変化に対応するべく様々なポジションとロールを持った人材が在籍しています(会計、数理、サイエンス、デザイン、戦略、マーケティング、企画、研究など)。
現代のマーケットでは、IT業界はITの知識だけでは成り立ちません。それはどの業界にも言えることになってきています。世界27ヶ国で活躍するアバナード社員のバックグラウンドを生かしたキャリア形成、ぞれぞれの得意分野で力を発揮している経験から、どのようにキャリアを形成し今があるのかを本講座を通して学生が今後社会に出る際に、自身の強みを生かしたキャリア形成を築けるように、社会で働く多様な経験を聞き、今後のキャリアについてより深く知識を得て考える機会を提供します。