【通不定期,4年,舞踊教育学コース,8単位,,】これまで学習してきたことを元に、自らの興味・関心の深い分野において研究を行い、その成果を論文としてまとめる。先行研究を踏まえて問題設定を行い、それらを解決できるような、あるいは新たな問題を提起できるような内容を、論理的かつ明解に記述して論文として完成させることが目標である。
【後学期,2年,舞踊教育学コース,2単位,,文教育学部2号館216室】上演芸術としての舞踊には、バレエ、モダンダンス、コンテンポラリーダンスなど、様々な様式がある。この講義は主に20世紀における舞踊史上の舞踊作品と舞踊作家を対象とし、その思想と作品の特徴を学ぶことを主題とする。作品の鑑賞と関連文献の読解を通して、舞踊芸術の歴史の基礎的な理解、舞踊作品の要素、概念、技術等の用語を正しく用いて舞踊作品や舞踊思想を説明するスキルを習得することを目標とする。
【前学期,2年,舞踊教育学コース,2単位,,文教育学部2号館216室】受講者は「体育とは何か」、「体育の意義とは何か」といった、体育に関する根源的な問いに対して深く考察することによって理解を深めることを目指します。また、教職必修科目であることから、体育教師が知っておくべき基本的概念について理解し習熟することも目指します。理解を深めるために、毎回の授業でその回のテーマについて小レポートを課します。
【前学期,1年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館1F】本授業では、古典バレエに対して新しい舞踊表現という広い意味でのモダンダンスの技術を学びます。具体的には、自らの身体に対する気づき、骨格のアライメントの理解に基づく動き方を学んでゆきます。毎回の授業では基本的に、導入(心と身体の準備を整える)、基本技術、短い振付の実技学習及び振り返りの活動を行います。様々な動きのクオリティ、動きの先行部位、動きの意図を明確に実演できる技術を習得することを目標とします。
【前学期,2~3年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館1F】骨格(骨盤・背骨等)の正しい仕組みと連動を知る。内側の筋肉の正しい位置と動かし方を理解する。この2つを正しく使える事で無理のなく、クオリティーの高い身体を表面化する。更に関節の隙間と筋肉の張力、両方を知り、ダンスクラシック基礎に落とし込み、修得する事で身体の内側から外側に広がりダイナミックな動きと円運動による無駄のない軌跡が描ける。
【後学期,2年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館1F】作品の主題とコンセプト、動き、時間構成、空間構成が生み出す基本的な表現特性を理解したうえで、実験的作品の創作と群舞作品の創作と上演を通して、舞踊の表現可能性について理解を深める。
【後学期,1年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館1F】構成・演出・振付といった舞踊作品における総合的な創作力を問う前段階として、即興表現を体験します。多様な手掛かりをもとに即興創作を行い、即興表現と舞踊作品の上演のつながりを実践的に考察することを目指します。最終的には定期公演で上演する作品の創作へとつなげていきます。
【後学期,3年,舞踊教育学コース,2単位,,体育館1F】舞踊上演に関する諸演出(音楽・美術・照明)と舞台制作について実習し、舞台での作品上演を行う。授業の前半は、1,2年で学習した即興、構成と課題などの復習を行い、その後実際の作品創作に取りかかる。創作のプロセスにおいて、リーダーシップを発揮しているか、意見を出しあっているかなどの授業態度により評価を行う。クラス内発表において、ディスカッションを行い、舞台上演に向けた課題を導き出す。
【後学期,1~2年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館1F】本授業では、幼児から児童を対象とするダンス(身体表現、表現運動、リズム遊びを含む)の指導法を実践的に学びます。子どもの発達段階、学習者集団、学習の場の特性について理解深めつつ、子ども役と教師役の両者の経験を通して、その学習の意義を考えてゆきます。それぞれの教材の指導法には一つの正解がある訳ではありません。子どもの表現を支え促すために指導者にできることは何かをともに探求してゆきます。
【後学期,3年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館1F】中学校・高等学校におけるダンス授業の指導者として必要な知識・資質を実践的に身につけることを目指す。学習指導要領におけるダンスの位置づけとその意義を踏まえ、作品創作へ導くための要素(運動課題・オノマトペ・言葉かけ・音楽・場づくり)を理解する。指導案作成と模擬授業の体験を通して、指導の仕方について分析・考察し、授業を行う力を養う。
【前学期,1~3年,舞踊教育学コース,1単位,,文教育学部2号館309室】群舞作品の創作と上演を通して、舞踊の動きの原理とその表現可能性、視覚的要素(衣装、小道具、装置、照明)、聴覚的要素(音楽、声)の演出効果、テキストによるコンセプトの精査の重要性についての理解を深める。
【後学期,2年,舞踊教育学コース,2単位,,文教育学部2号館308室】卒業研究に向けての研究法の手引きである。舞踊教育学コースの全教員が担当し、舞踊及び運動科学の領域における研究法について、それぞれの専門の立場から解説する。受講者は授業を通じて卒論の作成に必要な手法について理解し、今後身につけるべき手法を明確化することを目標とする。
【後学期,1~4年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館2F】器械体操では、器械運動の基礎技能の習得をねらいとして授業を行います。マット運動・とび箱運動を中心に技術の獲得ならびに技能の向上を目指しながら、器械運動の特性について理解を深めます。習得技能については、受講学生の技能レベルに応じて設定し、同様にテスト課題とします。
この授業は、各器械種目の技能習得を目指すとともに、その技能に必要な技術と感覚的なコツについて理解を深め、技能の段階的学習を実践しながら、同時に指導方法論を学ぶことを目標とします。
【前集中,1~4年,舞踊教育学コース,1単位,,】水泳を通して健康の維持増進を図るとともに、生涯スポーツとして水泳を実践できるように、長く楽に泳げる泳法を身につけます。泳げる方は泳法のフォーミング(フォームを直す)と未習得泳法の獲得を目指します。泳げない方は自分の目標(距離)を決めて、泳法の習得を目指します。また、水泳以外の水中運動(リズム水泳、スキンダイビング等)も行います。水泳の指導法、水難救助学びます。
【後学期,1~4年,舞踊教育学コース,1単位,,体育館1F】浴衣を自分で着ること、日本舞踊とはどんなものかを知ること、面白いと思った技術を身につけること、三味線の音楽で踊る、独特の間を感じる、歌詞(言葉)を踊る、江戸時代に思いを馳せてみる等々……
わたしの思う日本舞踊の多面的な魅力をお伝えし、受講された方々それぞれに気づきがあり、未来に活かしていけるような内容の授業にしたいと思っています!
【後学期,1~4年,舞踊教育学コース,2単位,,文教育学部2号館308室】 現代に生きる人間の運動不足が、社会的問題として叫ばれる今日、運動をすることの意味と、運動不足の結果起こりうる身体の変化、そして運動を継続的に行う(トレーニング)ことによる身体の可塑性について概説する。また運動処方(各個人に適した運動プログラムの作成)に関わる生理学的知見を紹介し、自らの身体を変えたいと考えた時に、適切なトレーニングプログラムが設定できるための基礎知識を理解する。
 また多くの履修学生が、ダンスを熱心に行っていることから、スポーツ科学ならぬダンス科学の視点で、ダンサーのパフォーマンスを高めるための科学的知識を習得し、実践できるようになることが、大きな目標である。
【前学期,2年,舞踊教育学コース,2単位,,文教育学部2号館216室】人間の身体は、骨格、筋肉、さまざまな臓器および組織によって構成されている。それらの機能を学びながら、運動中にそれらの諸機能がどう関わりあうかを、具体的な例を絡めて学ぶ。運動に関わる学問を行うための解剖学的基礎知識を習得することを目的とする。
【後学期,2年,舞踊教育学コース,2単位,,文教育学部2号館216室】我々が行う運動の多くは、運動を行おうとする意志と、それによって発現する筋収縮によって成立する。運動の中には、意志とは無関係に行われるものもある。人間が運動を行う際の生理学的メカニズムに関して、主に神経系および呼吸循環器系機能から学ぶ。
【前学期,1~4年,舞踊教育学コース,2単位,,文教育学部2号館308室】人の身体活動については、子どもの運動遊び、学校体育、健康運動、競技など様々な形で多くの人々が運動をしている様子をみることができます。運動することは私達に何をもたらすのでしょうか。また運動実施の際にどのような心が働くのでしょうか。この講義では、スポーツ、健康運動、運動パフォーマンスに関わる諸問題について、心理学的視点から理解することを目的とします。
授業の目標は以下の3つです。
運動が人の心身に及ぼす効果を知り、説明することができるようになる。
運動実施における留意点を知り、実践につながることができるようになる。
運動パフォーマンスの心の働きについて理解を深め、実践につなげることができるようになる。
【後不定期,1~4年,舞踊教育学コース,2単位,,】衛生学は主として人間を取り巻く自然的、社会的環境要因との関連を科学的に明らかにし、疾病の予防や早期発見、健康の維持増進などに役立てようとするものであるが、個人の健康と集団の健康とは切り離せるものではない。そこで、衛生学の成果を根拠として国や地域の住民の健康を実現するための見通しを確立し、対策を立て、実行するにはどうしたらよいかについて扱う分野が公衆衛生学である。この講義では、環境と健康の関わり、ヒトの発育発達や老化などについての基本を理解し、健康の意味を考え、そのうえで健康を実現するための対策や社会的施策について理解を深める。さらに、こうした講義や発表・討論を通して、自分自身の健康や周囲の人々の健康、社会の健康について具体的に考えられるような力を身に付けることを目指す。