音楽表現学コース

【後学期,1～2年,比較,2単位,,文教育学部2号館110室】この授業は博士前期課程の学生のための、修士論文作成演習です。前期の音楽文献資料論に続いて、１年次から計画的に研究内容を検討して、２年次で研究目的を絞り、実際の作成作業へと向かいます。論文の作成は卒業論文以上に、文献資料の扱いを慎重にする必要があります。毎回の授業は数人ずつの研究発表と質疑応答によって構成されます。十分な準備をして臨んでください。

【後学期,1～2年,比較,2単位,,文教育学部2号館110室】音楽学の近年の研究成果への理解を深め、音楽をめぐるさまざまな事象に対する研究方法を考察することを目的とする。自分の専門領域に留まらず、他の研究領域にも関心をもち、議論できる知識と思考力を養うことを目指す。

【前学期,1～2年,比較,2単位,,文教育学部2号館110室】音楽演奏の舞台制作の補助をすることにより、その実際を考察し、音楽の舞台公演に関する具体的な知識と方法とを身につけること。
インターンシップを通じ現場の不文律を会得する。
昨年度に引き続き、コロナ禍でインターンシップ先の事業中止や受入停止の場合もあり得るのでmoodle 等での最新の情報に注意して下さい。

【後学期,1～2年,比較,2単位,,文教育学部2号館110室】ドイツを代表する音楽学者カール・ダールハウスの論文「ブラームスと室内楽の伝統」を読む。英語（翻訳）とドイツ語のどちらのテクストを使用しても構わない。受講者全員による訳読と教員による解説を中心に授業を進める。文法的にも内容的にも比較的難易度の高い論文であるが、完全に理解することはできなくとも、修士学生ならこのくらいのレベルのテクストは読めたほうがよい。講読を通して、ブラームスの音楽を理解することを目標とする。

【後不定期,1～2年,比較,2単位,,】概ね1920年代以後に書かれた「現代的な」ピアノ音楽について、作品の演奏に必要な技術及び表現力を時代背景や個々の作曲家の様式感に基づいて正しく理解する事を目指す。他者の精神によって描かれた内容を自身の言葉として語る、演奏という行為の特殊性を常に新たなるものとして認識し得る高い見識をもった演奏者の育成を目標とする。