【前学期,1~2年,ジェ社,2単位,,文教育学部2号館307-1室】大きく二つのパートに分かれます。
前半では、特に系統地理学を束ねる形で、地理学全体を見渡す概論的な文献購読を行います。
後半では、高校の地理を中心として、地理教育に関する文献を読んで議論します。
また地理教育の現状、その問題や課題を、小学校・中学・高校・社会人(生涯教育)と、すべて関連させて見渡す形で把握し、どうあるべきかについて考えます。
余裕があれば、地理を発信するとはどういうことなのか、どんなものが必要なのかについても考えます。
【後学期,1~2年,ジェ社,2単位,,】マルクスは商品、貨幣、資本の生成と循環を論じる中で、人間の労働の疎外だけでなく、地球との物質代謝をも論じていたことが、近年のマルクス研究で明らかにされてきています。そのことを、人生、生活、生命(いずれもlife)の網目として考察した政治生態学、歴史地理学、環境史の専門家であるジェイソン・ムーアの著書を読みながら考えます。
【後集中,1~2年,ジェ社,2単位,,】地理情報科学に関する専門的講義を行うとともに、関連分野の教科書または国内外で発表された代表的な論文を講読し、その内容について議論する。また、地理情報システム(GIS)の支援を受けての地域調査・地域分析の方法、さらに地域計画への応用までを実例に基づいて学ぶことを目標とする。
【前集中,1~2年,ジェ社,2単位,,】「地理情報論」で学んだ地理情報科学・地理情報システム(GIS)の知識をもとに、地域調査・地域分析に用いることができる地理情報解析手法についてGISの実習を通じて学び、地域計画等の実際問題への応用力を身に付けることを目標とする。
【前学期,1~2年,ジェ社,2単位,,文教育学部1号館716室】本授業では、受講者の研究関心を養うために、フェミニスト地理学あるいは文化地理学において重要な英語文献を取り上げて、輪読を行う。
授業の後半では輪読した文献あるいはフェミニスト地理学の視点に基づき、プロジェクトワークとして大衆文化を取り上げ、各自考察を行ってもらう。
【後学期,1~2年,ジェ社,2単位,,文教育学部1号館716室】修士論文の研究に向けて、自らの研究テーマに基づき、先行研究の検討と研究計画の立案を行うことを目指します。具体的には前半はフェミニスト地理学や文化地理学等のHandbookや自分の関連学会誌から関心のある論文を選び、発表していきます。論文の精読を通し、研究の理論的なフレームワークの作り方や研究方法、そして分析・考察のやり方を学んでいきます。12月半ば以降はALHを通し、春休みの研究に向けて、今後も修士論文の研究計画の立案を行います。