【前学期,2年,生物学科,2単位,,理学部1号館605室】生命科学における実験で得られる数値データを正しく解釈できるように、生物統計の基礎を習得することを本授業の到達目標とする。そのために、実際に実験で遭遇しそうなデータを用いて数値解析の理論と方法を展開する。
【前学期,3年,生物学科,2単位,,理学部1号館605室】生物系統地理学 Phylogeographyとは、地球上の様々な場所に生息する生物種が、どのような歴史的経緯をたどって現在みられる地理的分布を得たのかについて、主にDNA情報から明らかにしていく比較的新しい学問分野である。この分野は、進化生物学や群集生態学、保全生物学などとも強い関連を持っており、現在みられる野生生物の進化多様性を地理的な視点から解明する学際的な総合学問となりつつある。講義を通じて、様々な生物種、生物群集、地域を対象に行われてきた生物系統地理研究を実例とともに学び、最後には適応や保全との関係性についても理解することを目的とする。
【3学期,3年,生物学科,1単位,,ITルーム3【理2・101】】 本演習では、プログラムミング言語Pythonをもちいてプログラミングの基礎を習得し、その上で、DNA配列、アミノ酸配列、タンパク質立体構造データ、画像データの解析方法を実習する。実験で得られるデータの取り扱いができるようにする。
【後集中,3年,生物学科,1単位,,】生物学は、実験科学であるため、様々な分析機器、光学機器を用いる。これらの機器の原理、解析法を習得することを目標とする。このことは、生物学を生きた知識として、活用していくときには不可欠の知識となる。本実習は、生物学科において基礎的な講義を学んだ後の、アドバンス的な実習と位置づけられている。実習を通し、生物学の研究者のみならず高度な専門職業人の育成を目指していくことを目標とする。
【1学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】主要な動物の発生過程の時空間変遷を記載情報に基づいてパターンを見つけ出し、多様な動物の形がどのようにして作られていくのか、統一的な基本原理の理解を目指す。
【2学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】主要な動物の発生過程の時空間変遷の記載に基づき、多様な動物の形がどのようにして作られていくのか、基本的な原理を統一的に理解する。次に、初期発生の過程を調節する細胞間相互作用と遺伝子ネットワークについて理解し、未解決の問題点について考察できるようになる。発生学分野は、生物学のかなり広い分野を包括しているので、関連する諸分野との接点も大切にして、発生現象の面白さを理解してもらいたい。
【1学期,3年,生物学科,1単位,,理学部1号館605室】本講義では、"運動する生体組織"を特集し、脳との相互作用においてこれらの運動が果たす役割について考察する。
運動を生み出す生物のしくみとは。
神経筋接合部の伝達から筋肉が動くしくみ。運動を司る脳のしくみ、小脳、黒質線条体。
神経変性疾患、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、運動失調、小脳脊髄変性症、パーキンソン病。
心肺機能、そして腸。
【2学期,3年,生物学科,1単位,,理学部1号館605室】本講義では、"運動する生体組織"を特集し、脳との相互作用においてこれらの運動が果たす役割について考察する。
運動を生み出す生物のしくみとは。
神経筋接合部の伝達から筋肉が動くしくみ。運動を司る脳のしくみ、小脳、黒質線条体。
神経変性疾患、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、運動失調、小脳脊髄変性症、パーキンソン病。
心肺機能、そして腸。
【1学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】植物固有の生命現象に関与する物質に着目し、その生合成、分解、細胞内輸送という観点からその機能について解説する。特に葉緑体を中心として植物細胞の中に広がる代謝系のネットワークを理解する。さらに、植物の機能を利用したファイトレメディエーション(環境修復)や、代謝系を遺伝子工学的に改変するエンジニアリングの実情についても言及し、その問題点や今後の発展性について考える。
【2学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】植物固有の生命現象に関与する物質に着目し、その生合成、分解、細胞内輸送という観点からその機能について解説する。特に葉緑体を中心として植物細胞の中に広がる代謝系のネットワークを理解する。さらに、植物の機能を利用したファイトレメディエーション(環境修復)や、代謝系を遺伝子工学的に改変するエンジニアリングの実情についても言及し、その問題点や今後の発展性について考える。
【1学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】20世紀末から現在までのあいだに生物科学は長足の進歩を遂げた.その背景にはDNAクローニングや遺伝子組換え法など遺伝子に関する技術の発展がある.本講義では遺伝子工学の主要な考え方や研究例を紹介する.特に遺伝子工学①では、基本的な手法に重点を置き講義する。本講義の履修により生物科学の遺伝子工学の基礎的な原理の理解が容易になるよう講義目標を設定した.
【2学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】20世紀末から現在までのあいだに生物科学は長足の進歩を遂げた.その背景にはDNAクローニングや遺伝子組換え法など遺伝子に関する技術の発展がある.本講義では遺伝子工学①の遺伝子工学の基礎的な考え方や手法を踏まえ、動物および植物での遺伝子工学の発展的な手法や研究例を紹介する.本講義の履修により生物科学の動物、植物における発展的な手法や原理の理解が容易になるよう講義目標を設定した.
【3学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】時々刻々と変化する環境の中で、生物は体内の恒常性を制御しつつ外部の変動に対応することで生命をつないでいる。多細胞動物においては、個体にとっての内部環境が細胞にとっての外部環境ともなる。個体は、細胞は、それぞれの外部環境からどのようなシグナルを受け取り、どのような機構で対応するのだろうか。研究の経緯やトピックスを交えながら、あるいは既存教科書にはない捉え方を提示しながら、動物の環境応答の全体像の把握を目指す。
【4学期,3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】時々刻々と変化する環境の中で、生物は体内の恒常性を制御しつつ外部の変動に対応することで生命をつないでいる。多細胞動物においては、個体が受容した環境シグナルを細胞内のシグナルに変換・伝達することによって、環境の変化に対応している。さらに、個体にとっての体内環境が細胞にとっての外部環境ともなる。個体は、細胞は、それぞれの外部環境からどのようなシグナルを受け取り、どのような分子機構で対応するのかの枠組みを理解することを目標とする。
【3学期,2~3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】タンパク質などの生体高分子のかたちを理解できるようになるための基礎を習熟する。さまざまな分子生物学的機能が、どのようにしてそのかたちから実現するのかを理解する。
【4学期,2~3年,生物学科,1単位,,理学部2号館405室】タンパク質などの生体高分子のかたちを理解できるようになるための基礎を習熟する。さまざまな分子生物学的機能が、どのようにしてそのかたちから実現するのかを理解する。
【前集中,1~4年,理学部,2単位,,】講義とアンモナイト化石を使った実習を行い、時間軸に沿った地史と古生物学の基礎について理解することが目標です。また、国立科学博物館の見学を通して、学芸員に必要な博物館展示の構造やねらい、初等中等教員に求められる博学連携についても理解してもらいます。
【後学期,2~4年,生物学科,2単位,,理学部2号館405室】「化学概論A」に引き続き、物質に対する基礎的理解を深めることを目的として学習を進めていきます。「化学概論A」で学んだ化学の基礎を土台に、物質の変化のしくみを理解した後、無機物質・有機物質・高分子化合物の構造と性質、日常生活・生命との関わりを学んでいきます。本科目は「教職課程の教科に関する科目」を兼ね、高校「化学基礎」「化学」、中学「理科」の授業をおこなうために必要な基礎的概念・知識を身につける事を目標とします。各論分野では、どうしても暗記中心の学習に陥りやすくなりますが、これまでに学んできた基礎理論を基に「なぜ」の部分にも踏み込み、総合的に考察する能力を養っていきます。
【後学期,2年,生物学科,2単位,,理学部2号館405室】植物は光合成のエネルギーを利用して生命活動を行っている。そのメカニズムを学び、植物による物質生産や環境に適応するしくみについて理解することを目標とする。
【1学期,2年,生物学科,1単位,,理学部1号館601室】現在みられる植物の多様性がどのようにして形成されてきたのかについて、系統関係を背景にしながら、様々な植物の形態や機能を詳細に観察・比較することで理解を深める。形態観察やDNA解析、光合成測定など、現在の生物多様性研究に必要な技術・技法についても基礎を習得することを目的とする。